pythonで作りたいものをすぐ実装するという観点で、list は便利で使いがってがいいです。
listを使う上でよく使う関数やメソッドを紹介します。
pythonをこれから勉強する人などのために役に立てばと思います。
目次
- まとめ(サンプルコード)
- リストを作る
- 空で初期化
- 要素を追加
- リストの長さ
- 中身を表示
- 指定した要素にアクセス
- 最後尾の要素にアクセス
- for文で各要素にアクセス
- 要素を検索
- 要素を削除
- リスト内包表記
まとめ(サンプルコード)
まず、よく使う関数やメソッドをまとめます。 後で解説しますね。
# リストを作る Mylist = [ 1, 3, 5] # 空で初期化 Mylist = [] #Mylist = list() も同じ # 要素を追加 Mylist.append( 1 ) Mylist.append( 10 ) Mylist.append( 99 ) # リストの長さ print(len(Mylist)) # 中身を表示 print(Mylist) # 指定した要素にアクセス print(Mylist[1]) # 最後尾の要素にアクセス print(Mylist[-1]) # for文で各要素にアクセス for x in Mylist: print(x) # 要素を検索 print( 99 in Mylist ) # 要素を削除 Mylist.remove( 99 ) # リスト内包表記 print([ i*2 for i in range(5)])
リストを作る
Mylist = [ 1, 3, 5]
リストは [] で囲います。
中にはお好きなものを入れてください。
空で初期化
Mylist = []
#Mylist = list() も同じ
空で初期化することもできます。もちろん、後から追加可能です。
要素を追加
Mylist.append( 1 ) Mylist.append( 10 ) Mylist.append( 99 )
append メソッドでリストに値を追加していきます。上記の場合、Mylist の中身は [ 1, 10, 99] です。
リストの長さ
print(len(Mylist))
len 関数を使えば、リストの長さを得ることができます。
中身を表示
print(Mylist)
print 関数を使えば, リストの中身を出力してくれます。
指定した要素にアクセス
print(Mylist[1])
指定した要素にアクセスしたいときは、配列みたいに前から数えた数字で指定します。
最後尾の要素にアクセス
print(Mylist[-1])
たまに使うのが、リストの最後尾の要素にアクセス。Mylist[len(Mylist)-1] でも最後尾の要素にアクセスできるけど、こっちの方が便利。
for文で各要素にアクセス
for x in Mylist: print(x)
- for文1回目:
x = Mylist[0] - for文2回目:
x = Mylist[1] - for文3回目:
x = Mylist[2]
といった具合に、リストの長さだけfor文が繰り返されます。
要素を検索
print( 99 in Mylist )
x in list の形で、list の中に x があるかどうかを判定します。list の中に含まれる場合は、True を返します。
要素を削除
Mylist.remove( 99 )
要素を削除します。
リスト内包表記
print([ i*2 for i in range(5)]) # [0 2 4 6 8]
上の例では、リスト内包表記で作ったリストを print 関数で出力しています。つまり、[ i*2 for i in range(5)] はリストを作っています。
書き方は、
[ (iを使った式) for i in (範囲)]
といった具合でしょうか。
おわり。